『レーシックを受けて地獄の日々を』

視力回復手術体験記

 『レーシックを受けて地獄の日々を』

              東京都 視力相談室アイランド 島根 一史

 両眼に手術を受けたN.Mさん(男性32歳・北海道)

手術方法:レーシック

初回時データ  2006年1月13日
屈折度数    R S-1.50 C-0.25 AX26
L S-1.75
角膜曲率半径  R H934 V901 AV917
L H940 V919 AV930

最新データ   2008年7月19日
屈折度数     R S-1,50 C-1,00 AX172
L S-1,00 C-0,50 AX56
角膜曲率半径   R H954 V919 AV937
L H971 V934 AV953

私がレーシックを受けたのは、約6年前のことです。
コンタクトがまともに合わない自分は、以前からRKは知っていたのですが、いまいち乗り気にはなれませんでした。

しかし、その頃、仕事や生活の上で色々上手くいかないことが続き、これらはすべて
自分が眼鏡を掛けているせいだと思い込んでしまっていました。今考えると馬鹿らしい
ことなのですが、レーシックを受け、眼鏡を取ると自分の人生が良い方へ変わると勘違いしていたのです。

そんな時、レーシックの本を見てみると、今は技術も進み、RKに代わってレーシックと言うコンピューター制御のレーザーの素晴らしい手術があると声高らかに書いてありました。
その本の中には、一応、副作用、合併症の説明はありましたが、「当院ではまず起こらない」という上手い言い回しの文章でした。

人間一度いいと思うと、いくら悪いことが書いてあっても、自分の身には関係ないと思ってしまうものです。また、どの本やホープページを見ても「手術は上手くいった」「人生変わった」と良いことばかりしか書いてありません。今思うとすべてが大掛かりな広告に過ぎませんでした。

その結果、自分を見失い、家族の反対を押し切って手術を受けてしまったのです。

手術を受けた後、病院からは「徐々に安定しますよ」と言われたのですが、見え方はボケボケで滲んで、まともに見えるものではありませんでした。視力表を見せられるとボケて滲んでいても、なんとなく輪の切れ目だけは認識できてしまいます。そのために、いくらまともに見えないと言っても、視力表の視力が出ているので問題ないと無視され続けました。きっと私以外の人もほとんど同じ状態だったと思いますが、同じような対応をされていました。

それからはまさに地獄の日々でした。まともに文字も判別できないので、仕事も車の運転もできず、人生終わったと思いました。このままでは食べていくことも家賃を払っていくこともできないのです。
また、何処の眼科に行ってもまともに相手にされません。健康な角膜を削って、ひどいデコボコの不正乱視と皺ができてしまった角膜を通した見え方は、本当に醜いものです。
また、自分の見え方というのは、画像にして人に見せることは出来ないので、人に伝えることすらできません。不正乱視は、一般にハードコンタクトで矯正するのですが、健康な角膜を削り、台形になってしまった眼にはどんなハードもまともに合いません。

そんな時、ネットでたまたまアイランドさんと出会うことが出来ました。アイランドさんでは親身に話を聞いてくださり、独自のコンタクトセラピーと、本当に特別に作っていただいた特注の中の特注のコンタクトで元の見え方に戻りつつあります。
また、長い間、まともに見えなかったために低下していた調節力、動体視力などの眼の力もアイランドさんの独自のリハビリで改善してきています。今さらながら普通に眼が見え、普通に生活できることのありがたさが本当に身にしみています。

もし、近視手術を受けようと考えていて、この文章を見ている人がいるとすれば、私は絶対に勧めません。親からもらった大切な角膜に傷をつけ、まともに生活ができなくなってはどうしようもありません。
また、あなただけでなく、周りの家族の人生も狂わせてしまいます。
世の中には病気できちんと物が見えない人たちがたくさんいます。その人たちはいくら治療を受けても完璧に見えることは難しいのです。

ですから、なおさら眼鏡、コンタクトで見え方に問題のない人は、何もわざわざ高いお金を取られて、自分の大切な眼を傷つけることはありません。この文章を見て、一人でも多くの人が近視手術を受けないことを願っています。また、最後になりましたが、こんな馬鹿な私を助けてくださったアイランドさんに心から感謝いたします。

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現在、とても人気の手術となっている眼のレーシック手術に対する警告の内容です。
今回、レーシック手術を当初認可した国の担当官が、現在ではその手術の危険について語り始めています。レーシックの何が危険なのでしょうか?その内容について、当局ABCニュースのエリザベス・レイミーがインタビューを行いました。

「レーシック手術の落とし穴 “2.0なのに
見えない・・・”体験者が語る“過剰矯正”
の恐怖 」

このテレビ番組は、このサイトにも紹介していますレーシック難民オフ会のメンバー9人のかたがたも東京でテレビ局からの取材に協力されて、フジテレビにより製作放映されたもので、医療ジャーナリストの伊藤隼也氏が監修されました。

ちなみにメンバー9人が手術を受けたクリニックは品川近視クリニック5名、神戸クリニック1名、錦糸眼科1名、他眼科2名です。

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